The Book!

伊藤さやかです。

最近、心を揺らす
本を読みましたので紹介します。

ワナにかかった野生のイノシシが
千松さんの手によって見事に解体され、
丁寧に精肉されるまでの数々の写真。

ふだん、絶対血とかムリな私が、
その内蔵丸出しの絵をじっくり見いってしまいました。…

いきなりリアルでしたね。

本は、著者の千松さん(33才)の日常が綴られています。

生きていくための食べ物は決して無駄にはしない
生き物を尊ぶからこそ狩猟をし、どこまでも美味しくいただく。
美味しくいただくことが生き物、自然への感謝、と伝えていました。

だから私はイノシシの心臓らしきものを
わしづかみにしている千松さんの写真も しっかりと見ることができたのです。

千松さん、骨はスープにし
燻製でベーコンやジャーキーも作っちゃう。
レシピ付きです。とっても美味しそうです〜

「無駄にはしない。それが動物に対する礼儀だ。」

責任ある人の言葉です。

テーブルに並ぶ果物、冷蔵庫の中の野菜 お肉。
その先にある自然を想う。大切に美味しくいただこう。
そして、千松さんが射止めたイノシシを食べてみたくなります。


「ぼくは猟師になった」 千松 信也 リトルモア